ファミリーツリー誕生の秘話

 

ファミリーツリーの誕生まで

家族への愛情

ぼくが⼯場勤務時代に感じたのは家族に対する思いや愛情の低さでした。

週末時間があればパチンコへいくお⽗さん、家族の時間をわざわざ家族サービスと捉えているお⽗さん。

⼦供や家族に対する愛情はそんなものなのかと⾼校を卒業したてで家族の時間が⼤好きだった僕にはとても悲しい現実でした。

そういった職場で⼈⽣を終えることはしたくない、海外の広い世界を⾒てみたいと思うきっかけになりました。

このきっかけをくれた当時の職場には、とても感謝しておりいつかこのような⼈たちが少しでも家族の時間を⼤切にし楽しめるようなサービスを提供したいという想いがここで⽣まれました。

 

オーストラリアでの出来事がきっかけに

 

現実逃避をするように、今まで⾃分が住んでいた環境とは違う新しい世界とはどんなものなのかとオーストラリアのパースへ旅⽴ちました。

そこでは⾃分が今まで思っていた当たり前が当たり前ではない環境は新鮮で好奇⼼が湧き出てくる刺激的な毎⽇でした。

ここには仕事よりも家族を⼤切にする⽂化があります。

⽇本のクリスマスでは、友⼈や恋⼈と過ごすことが⼀般的です。ですが、オーストラリアでは家族と昼間からクリスマスパーティーをやるのが習慣となっており、ぼくも友⼈のクリスマスパーティーに参加させてもらいました。

クリスマス当⽇はお店もほとんど閉まっていて、やっているのは中国⼈が経営するチャイニーズショップくらい。

お店をやっている⼈も家族の時間がある。社会全体でそのような⽂化になっているのはとても魅⼒的な発⾒でした。そこで改めて⼈⽣において⼀番⼤事なのは家族で過ごす時間なんだと思い。この出来事から⾃分が⼤切にするべきものが何か明確になった瞬間でした。

 

みかん栽培から農業の奥深さと苦労を味わう

帰国後、ぼくはみかん農家で働くことにしました。

友⼈の実家が大規模なみかん農家を営んでいたことから、みかん農家の実情を知り、まったく知らない世界が⾃分の⾝近にもあったんだと気づくことができたのです。

みかん農家はどうやってご飯を⾷べているのか、どういう技術がそこにはあるのか、また好奇⼼が湧き上がってきてしまい、果樹園での仕事に携わらせていただくことしたのです。

ただ、実際の⽣産現場はとにかく重労働で⼤変なことばかり。2年間やっていましたが、ぼくは収⼊と労働環境が⾒合わず⼼が折れてしまいました。

ここで農家さんの偉⼤さを⾝をもって痛感した出来事になったのです。

ただ1年をかけて育っていく果物の成⻑過程はとても奥深く、時間の経過とともにみかんの味も変わり、2週間たっただけでも味に変化が起きます。

これは農業に関わることの醍醐味だなと感じ、これをもっと消費者に伝えていきたい。果樹園や⽣産者の魅⼒に触れ果樹園に広がる四季の移ろいを感じることで得られる豊かさは、⽬まぐるしく変化する現代において、必要とされているものだと思ったのです。

 

ファミリー×果樹園の可能性

これらの経験から家族の絆を⼤切にすることと四季の移ろいを感じることこそが⼈⽣をより幸せにし⼼を豊かにしてくれるものだと確信めいたものがありました。

果樹園の中で過ごすことは現代において必要とされていないかもしれませんが、家族で果樹園の魅⼒に触れることで私たちの⼈⽣をより豊かにしてくれます。

それは、 癒しであったり、驚きであったり、時には達成感かもしれません。 だからこそ私たちは、デジタル化と環境問題が加速するこの時代に、100年後の未来の⼦ども達まで受け継がれる果樹を育てる為に情熱を注いでいきます。

家族のような温かみのある⼀体感を表すような体験を提供していくことがFamily treeの使命です。

このサービスを通して、⼀⼈でも多くの⼈にありのままの⾃然の中で、豊かな⼼を育んでほしいと願っています。

 

 

ファミリーツリー株式会社
代表取締役 安藤仁希

 

自動車メーカー関連会社に就職後、物流生産管理の業務に従事。

7ヶ月在住したオーストラリアで出会った自然や農業に魅了され、帰国後は浜松市のみかん農園にて果樹栽培を経験。

農園では、果樹園農家が直面するさまざまな経営課題を間近に感じ、2017年農家支援を行うためにウェブマーケティング会社に就職してマーケティングノウハウを習得する。それらの経験とノウハウを活かし、「日本の自給率を上げ、国産の果物を次世代につなぐ」ためにファミリーツリー株式会社を2020年に創業。農業体験や食育、農家支援などの活動を通じて、環境(Environment)、社会(Social)などの問題に取り組んでいる。果樹園の木のオーナーになれる「マイクロオーナーサービス」を展開中。



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